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【第6回】12月6日開催記録


 2023年12月6日(水)に、第6回研究会が慶應大学三田キャンパスで開催されました。


1)幸せなチームが結果を出す

株式会社ポーラ 人事戦略部 課長 松場 裕子様、人事戦略部 吉崎 裕介様、人材企画室 室長 元林 由喜様


 2023年9月に『幸せなチームが結果を出す』を出版されたポーラ様より、2021年4月に創設された『ポーラ幸せ研究所』が実施したポーラで活躍するビューティーディレクターへの幸福度調査の結果をご紹介いただきました。そして、調査結果から明らかになった「幸せなチームづくり7か条」について、教えていただきました。


 また、幸せなチームづくりが業績に与える影響についての調査結果もご紹介いただきました。興味深いことに、幸せなチームづくり実践度の高いショップは、店舗全体の新規顧客リピート力が高いという結果が導き出されました。


 「幸せなチームづくり7か条」については、「なるほど!」と納得させられるものばかりで、以下のURL内で公表されています。幸せなチームづくりの秘訣について更に詳しく知りたい方は、是非とも書籍を一読いただくことをお勧めいたします(レビューも非常に高く評価されています)。






2)人工知能技術と人的資本開示 「サステナビリティに関する考え方及び取組」の現状を定量的に把握する

明治大学理工学部 特任講師 崎濱 栄治様


 2023年3月期末決算より開示が義務化された「サステナビリティに関する考え方及び取組」の現状を定量的に把握することを目的に、2023年3月期末決算企業2,243社の有価証券報告書をデータ分析した結果について、データサイエンティストでもある崎濱先生よりご紹介いただきました。


 様々な興味深いデータをお示しいただきましたが、2回目の研究会でご発表いただいたUnipos田中社長のプロジェクトによる定性評価を文字数や画像情報を加えて深堀し、調査対象企業の約半数の企業において、義務化されている開示の内容が十分ではないという結果が出されました。上場企業においても、開示の内容が優れている企業はごくわずかのようです。業種別データや、従業員数別データ等を用い、様々なデータから読み取れることについて教えていただきました。

 

 また、トピックモデルを活用した参加企業のトピックラベルの分析データや、機械学習(XgBoost)によるROEと非財務情報との関連等も取り上げていただきました。難しい分析ではありますが、最新のデータ分析によって、人的資本開示への理解を深めることができました。




3)各社の取り組み発表


 本研究会にご参加いただいた企業様より、研究会での学び及び学びを活かした社内での活動について、発表していただきました。分野をリードする著名な方々の講演からのインプットもさることながら、公演の合間に行った参加企業同士のディスカッションからも多くの学びを得ていただいたようです。


 みなさまからの発表の後は、場所を変えて、慶應大学内のカフェテリアにて懇親会が開催されました。


 今回で、6ヶ月間に及ぶ全6回の研究会が終了しました。ご参加いただいたみなさま、研究会にお越しいただいたゲストスピーカーのみなさま、ありがとうございました。


 この研究会の成果を発表する場として、来年1月29日(月)に公開シンポジウムの開催を予定しています。事前お申込制となりますので、以下からお申込の上、ふるってご参加ください。


公開シンポジウムの詳細及びお申込はこちらから。


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